RE:9 金利

今は昔、日銀は物価の番人と聞いていたが、最近では、景気の番人であるそうな。
緩和につぐ緩和でやってきて、素人目で観ると相当歪が蓄積している。
国の借金である国債は1000兆円を超えているとか。

素人の考えでは、金融緩和が現在の状況を生みだしたのであるから、逆に金利を上げる。
国民の金融資産は2000兆円、そのうち預貯金が1100兆円とか。
金利が仮に5%まで上がるなら、単純に利子が55兆円発生する。
現在利子には2割の税金がかかり、8割が預金者のものとなるが、(無期限の?)時限立法にてこれを
逆転させると、国に8割の44兆円が入る。
預金者は33兆円もの大金をピンハネされるが、11兆円の利子所得が生じ、下手な減税よりは良い。

また、日銀の国債の保有は500兆円以上らしいが、利子や償還は国が日銀に対して行う?ということは、国が国に支払うということであり、差し引きは『0』ということにはならないのか。
この国では、昔、徳政令とか称して借金帳消しを行った、素晴らしい前科がある。
ご先祖様に倣い(日銀に対して)粛々と行うべきではないか。日銀が潰れたら、第二日銀を創る。

金利を上げれば、様々な問題が生じることを危惧する声が大半(全部?)であろう。
55兆円の利子は誰が負担することになるのか。
企業には、これまで従業員の賃金を上げることよりも、せっせと内部留保に励んだ500兆円以上もの資金があるというが・・・。
円高による輸入物価の下落で、インフレの抑制等、外国に支払う日本の富の流出を少しでも食い止め、
マイナス面を抑え、全体でプラスの方向で、日銀や財務省の頭のいい人達に考えてもらう。
21年度の税収が67兆円という。これに44兆円を足せば111兆円。一方23年度の予算は
114兆円。収支がほぼ拮抗する。
但し、国民は33兆円もの金をピンハネされるのであるから、金の使い道については、厳しく監視する必要がある。変なことに使われた場合には、厳しい制裁を科すことが必要。

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