RE:14 ウクライナ-ロシア仲介

G7では、ウクライナへの更なる支援をすると。
以前、日本の総理がウクライナに行き『必勝』のしゃもじを渡した。
戦いを促すことはウクライナ国民(子供も)の更なる犠牲や、ロシア兵士(国民)の犠牲を促すことと同じでは?。『危険から離れたところでは、全ての者が勇敢である』そうだが・・・・
同じころ中国の主席がロシアに行き、和平の仲介を行っている。
平和を希求する日本が、戦争を助長するようなことをする。如何なものか?
日本は第三国の和平の仲介を期待するようだが、他国任せではなく、日本が率先して仲介すべきでは?

日本とロシアの関係においては、
日本以外のG7国と日本とは立ち位置が異なる。他のG7国はロシアと国境を接しているわけではない。
日本は海を隔てているとはいえ、北方領土の問題がある。
経済安保の立場からみても、近くに資源を持つ国との関係を重視することは必要。
軍事的にも周囲に核を持つ仮想敵国が多いのは問題。
ロシアとしても、西のNATOだけでなく、東にも敵対国があるより友好国があるほうが、better
また、中国のジュニア・パートナーになるよりは、北方領土やエネルギー資源というカードを持ち、
落ちぶれたりとは言え、お人好しで、世界第三位の経済大国の日本のほうが、与しやすい。
これらの点において、日本とロシアが、その関係を友好的に保持するのは、双方の国益に合致する。
ロシアには前科?があるので、油断は禁物だが。
西側の一員であることは重要でも、それぞれの国の立場がある。アメリカに倣って、ジャパン・ファーストを志向する。フランスの大統領が中国を訪問し、
『欧州は米中への追従を避け、台湾をめぐる自分たちと無関係の危機に巻き込まれてはならない』
と発言したとか。台湾有事にフランスは関与しないと?

制裁制裁と北風ばかり吹かしても、相手は身構えるだけ。太陽の光を当てて、ほぐすことが必要ではないか。?(ロシアは、この戦争は、米国をはじめとする西欧諸国が仕掛けたモノと考えていると。
これまでの米国の行動など見ると、あながち被害妄想とも言えないかもしれない。)
日本がロシアとの関係改善を志向すれば、日本の和平への提案も聞くようになるかも。
停戦に至るには、時機というものがあるのかも知れないが、その間に双方の犠牲が増え続ける。
和平案を示し、ウクライナ・ロシア双方の意向を聞き、日本が和平への仲介をする。
日本単独が怖ければ、日本の友好国であり、ロシアとも関係のあるトルコと共同で行ってはどうか?

素人の考える和平案は、例えば
ロシアはNATOとの緩衝地帯を持ちたいということであるような。
現在東部4州あたりで両軍が対峙しているが、いずれも片方が完全に掌握しているわけではないようだ。これら4州及び(ウクライナが奪還を目指している)クリミアを非武装地帯とし、ロシアとウクライナの共同管理として、国連と、場合により、日本やトルコその他の国々が管理に関与する。
住民の意思により、いずれに属するか、国連による調査で決め、自国を選択した住民をそれぞれが統治する。ウクライナにしろ、ロシアにしろ、相手国を支持する住民を統治するよりは、すっきりしてよいのではないか。
ロシアは不完全でも、これ以上戦わずに東部4州全てを得ることが出来、緩衝地帯とすることが出来る。
ウクライナは、占領されている東部4州とクリミアを不完全でも、これ以上の犠牲を出すことなく、
取り戻すことが出来る。
前例が無いであろうから、様々な問題があるだろうが・・・・平和最優先
また、ウクライナは戦争犯罪は追及しない代わりに、ロシアはロシア内に連行?したウクライナ市民を全て元に戻す。(ウクライナは、ロシアを占領でもしない限り、連れ去られた市民を取り戻すことはできないであろう。)
戦争犯罪の追及は,すでに起きたことに対して。それよりも連れ去られた住民の未来の方が大切では?
停戦後のウクライナの安全保障については、ロシアが再度侵攻することが無いように歯止めを設ける。
ウクライナがNATOに加盟申請をし、NATOは何時でも承認ができる状態で保留する。
ロシアが停戦を守らないような場合にのみ、即座に加盟承認する。

連日のようにウクライナーロシアに関する報道がなされているが、和平を模索するような議論はあまり聞かない。このような素人の考えではなく、専門家であればもっと良い和平案が出るのではないか?
いずれにせよ決めるのは両国であり、日本は仲介をするだけだが、まとまらなくても、臆病な日本でさえ和平への働きかけを行うということで、世界全体で、和平への機運が高まることを期待する。
戦争が続くことは、日本にとっても、大きな損失である。他国任せにせず、自ら行動すべき?
(水面下でそのような動きをしているのかもしれないが、もっと世界の和平への声を喚起する必要があるのではないか?)

タイトルとURLをコピーしました