RE: 8 アメーバ経営

京セラの『アメーバ経営』なる経営手法があるそうな。
社内にアメーバと見立てる小集団を設定し、独立採算、切磋琢磨して本体を盛り上げる手法とか。

日本の多くの企業は中小企業であり、日本経済を支えている。労働者も多い。
資材の価格上昇・コロナ禍・後継者等の問題を抱えていると。
(中)小企業をアメーバと捉えれば、既に多くのアメーバが存在することになるが・・・。
このアメーバを統括するような組織・団体が存在しない。
国・財界団体・連合は大企業重視で期待できない。中小企業庁は?
(中)小企業が大企業に対抗するためには自分も大きくなる。
業種の垣根を越えて集団を結成・団結し、その集団で大企業との価格交渉を行うなど。

一定の地域ごとに小企業を統括する組織を創設し、アメーバ(小企業)が連携し、情報を発・受信する。異業種間の連携や協力で新しいモノが生まれてくる可能性や、各アメーバの経営改善を期待。
各企業は色々な技術を持っていても、それが知られていないのでは、利用することも出来ない。
異業種間の連携や協力という例はあると聞くが、広がりを欠くのは、難しい面があるのだろうが・・・
三人寄れば文殊の知恵、元就の三本の矢のように、まとまることが力になる。多角経営のような形にも出来る?。将来はさらにアメーバ集団間での連携を模索する。
個々の小企業では特別な技術力でもなければ大きな企業に太刀打ちできないのが普通。
集団になることで、蟻の大群のように大きなものに打ち勝つ力も出てくる。
ゾンビと呼ばれるような企業や、後継者・人材難の企業も、個々の企業だけでは解決・再生は困難でも
他の企業との連携で、業態転換・合併・人員の融通などの方策をとることが出来るかもしれない。
ゾンビ企業は淘汰されるのを待っていては時間がかかる。問題も発生する。より積極的に解決することを考える。

大企業の賃上げは平均5%超えとか。
賃上げの原資とするつもりか、日産などは支払うべき下請けへの金を踏み倒し?ていたと。
他にもあるようで、氷山の一角?
見つかったら、すみません。金を返します・・・で一件落着。誰か責任を取ったという話も寡聞にして
聞かない。
国も、連合もマスコミも、ばれたのが悪いとか、ばれたら謝罪して金を返せばよいとでも考えているのか、問題にしていないようだ。集団を組めば、このようなことは起きにくいだろうし、大いに問題化することも出来よう。
大企業の下請けをしている中小企業が賃上げしたくても、踏み倒しのようなことをされていては、
どこに賃上げの原資があるのかしらん。連合など、問題をほったらかしで、賃上げの期待だけするのは理解不能。
賃上げが中小企業に波及しても、相当の無理が生じ、企業自体の存続が危ぶまれるようになる?
これでゾンビ企業といわれる企業を淘汰する?
天は自ら助くるものを助く。中小企業は団結することにより今の問題ある局面を打開すべきでは?


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